生豆の読み方は“きまめ”と“なままめ”どちらも正解?

コーヒーの世界でよく使われる言葉に「生豆」があります。しかし、読み方で迷う方も多く、「きまめ」「なままめ」どちらが正しいのか気になる人は少なくありません。結論からいえば、生豆の読み方は「きまめ」と「なままめ」の両方が存在し、どちらも間違いではありません。

一般的な国語辞典での読み方としては「きまめ」が掲載されており、文字通り「生の豆」を指す言葉として長く使われてきました。一方で、コーヒー業界やロースターの現場では、上島珈琲(UCC)を含め「なままめ」という読み方で表記されるケースが増えています。これは、焙煎される前の豆という“素材”としてのイメージが強く、「生(なま)」をそのまま読んだ方が直感的に伝わりやすいからです。

つまり、
・辞書的な読み:きまめ
・コーヒー業界で一般的な読み:なままめ

という使い分けが自然だといえます。

生豆とは、コーヒーチェリーの果肉を取り除き、精製・乾燥を済ませた後の“焙煎前”の状態の豆のこと。見た目は淡い緑色〜青みがかった灰色で、海外では「Green Coffee(グリーンコーヒー)」と呼ばれています。香りや風味は焙煎によって初めて引き出されるため、生豆のままではコーヒーとして飲むことはできません。

また、生豆は水分を多く含みやすく、湿度や温度の影響を受けやすい特性があります。そのため、保管するときは風通しがよく湿気の少ない場所を選ぶことが重要です。焙煎前であっても経年変化は避けられず、劣化が進むと焙煎しても香りや味が弱くなります。自家焙煎をする人は、必要な量だけを定期的に購入することで、より新鮮な風味を楽しめます。

読み方に関しては、コーヒー専門店で“なままめ”と表記されているのを見かけることが多くなりましたが、日常的に「きまめ」が使われる場面もあります。どちらも正しいため、文脈に応じて使い分けるのが自然です。

コーヒーの世界には独自の用語が多くありますが、読み方を知ることで理解が深まり、素材としての奥深さも味わえるようになります。自家焙煎やコーヒー学習を始める方は、「生豆=きまめ/なままめ」と覚えておくと、情報収集や会話がよりスムーズになるでしょう。

コーヒー知識
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