焙煎とカフェイン量の関係とは?

DEEPER COFFEEでのシェアロースターのお客様からも浅煎りと深煎りってどちらがカフェイン多いのですか?とよく聞かれます。そんなに変わりませんよとしかお答えできなかったので自分なりに調べてまとめてみましたので、参考にしていただければと思います。

はじめに:カフェインは焙煎で減る?増える?

「深煎りの方が苦いからカフェインが多そう」「浅煎りの方が軽いけど、目が冴える」——そんな声をよく耳にします。実はこの印象、半分正解で半分誤解です。

この記事では、コーヒーの「焙煎」と「カフェイン量」の関係について、科学的な視点と実用的な知識を交えてわかりやすく解説します。


焙煎とは何か?

焙煎(ロースト)は、生のコーヒー豆を熱によって加熱し、香りや風味を引き出すプロセスです。焙煎の度合いは一般的に以下のように分けられます。

  • 浅煎り(ライトロースト):酸味が強く、フルーティー
  • 中煎り(ミディアムロースト):バランスの良い味
  • 深煎り(ダークロースト):苦味とコクが強く、スモーキー

カフェインは熱で分解されるのか?

ここで多くの人が気になるのが「カフェインは焙煎で減るのか?」という点です。

✔ 結論:焙煎によってカフェイン量はほとんど変化しない

カフェインは非常に熱に強い物質です。焙煎中の200〜250℃の熱でも、化学的にはほぼ分解されません


なぜ焙煎度によって「カフェイン量が違う」と思われるのか?

その理由は次の2つにあります:

1. 焙煎により豆の密度が変わる

  • 浅煎り豆は密度が高く、重くて小さい。
  • 深煎り豆は膨張し、軽くて大きくなる。

つまり、スプーン1杯に含まれる豆の数が違うため、浅煎りの方がカフェインが多くなることがあります(同じ「体積」で測った場合)。

2. カップ1杯に使う豆の「量(g)」によって違いが出る

  • 同じグラム数で淹れれば、焙煎度にかかわらずカフェイン量はほぼ同じ
  • 同じ「スプーン1杯(体積)」で淹れると、浅煎りの方が重く=カフェインが多くなる

カフェイン量の目安(豆10gあたり)

焙煎度カフェイン含有量(推定)
浅煎り約120mg〜130mg
中煎り約115mg〜125mg
深煎り約110mg〜120mg

※ 焙煎による水分蒸発や質量変化で若干の差が生じますが、大きな差ではありません


実用アドバイス:どの焙煎を選ぶべき?

☕ 覚醒作用や集中力を高めたいとき

浅煎り豆を細挽きにして淹れると◎

☕ 苦味を楽しみたい、カフェイン量をやや抑えたいとき

深煎りを粗挽きでドリップがおすすめ


カフェイン感受性に注意を

個人差があるため、同じカフェイン量でも「眠れなくなる」「心拍数が上がる」などの影響は人によって異なります。妊娠中、子ども、カフェインに弱い方は浅煎りでも控えめにしましょう。


まとめ:焙煎とカフェインの真実

  • カフェインは焙煎でほとんど減らない
  • 体積で測ると浅煎りの方がカフェインが多くなる
  • カフェイン摂取量は「豆の量+挽き方+抽出方法」で変化する

焙煎度を選ぶときは、カフェイン量だけでなく「風味」「好み」「体質」も考慮することが大切ですね。カフェインが気になる方はデカフェという選択肢もありです。

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