はじめに:いま、なぜコーヒーが高くなっているのか
2024年〜2025年にかけて、コーヒー生豆の国際価格が歴史的な高騰を続けています。
カフェだけでなく、自家焙煎店・焙煎所・オンラインショップ、そして私たち消費者にまで影響が広がり、「コーヒーフレーション(コーヒー+インフレーション)」という言葉まで登場しました。
この記事では、なぜコーヒー豆がこんなに高騰したのか、その裏側をわかりやすく解説 します。
また、今後の見通しや、個人・お店がいま取るべき対策もまとめました。
1. コーヒー豆価格が高騰する3つの主要因
1-1. 異常気象(気候変動)の影響が深刻化
世界最大のアラビカコーヒー産地であるブラジルでは、
- 干ばつ
- 記録的高温
- 異常な雨量が続発し、収穫量が大幅に減少。
ベトナム(ロブスタの世界最大産地)でも同様に高温被害や水不足が発生。
世界全体の供給量が大幅に落ち込みました。
▶ 生産量の減少 → 国際相場が上昇
というシンプルかつ強烈な構図が生まれています。
1-2. 物流コストの高止まり
世界的な海運コストの上昇、原油高騰、港湾の渋滞などにより、
輸送コストが生豆価格にそのまま転嫁 されています。
物流は生豆価格の10〜15%程度を占めるため、
この部分の上昇は業者にとって無視できません。
1-3. 世界的なコーヒー需要の増加
コーヒー人気は毎年増加中。
特にアジア(中国・韓国)での需要が高まり、生産量の減少と需要の増加が同時に起きています。
▶ 供給<需要 → 価格上昇のスピード加速
2. 指数・先物から見る「価格の実際」
■ ICO(国際コーヒー機関)複合指標の推移
- 2020年:100〜120セント
- 2023年:180〜190セント
- 2024年末:300セント突破
- 2025年2月:354.32セント/ポンド(過去最高水準)
アラビカもロブスタも、どちらも歴史的高値圏にあります。




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