コーヒー焙煎における「ダンパーのニュートラル操作」とは?

ニュートラルとは何か?

ニュートラルとは、ドラム内の空気の流れと熱伝達が最も安定するポイントです。 この位置を基準に、焙煎の各段階で微調整を行うことで、味と香りの安定性・再現性が高まります。

ホッパーに手をかざしてニュートラル位置を探る方法

ダンパーのニュートラルは、数値だけでなく感覚で掴むことが大切です。 焙煎機を予熱した状態で火力を一定に保ち、ホッパー上方に手をかざして排気の勢いと温度感を確かめましょう。テストスプーン差し込み口で確認してもOKです。

感覚でわかる3つの状態

  • ニュートラルより開けぎみ:ぜんぜん熱が上がってこない
  • ニュートラルより閉まりぎみ:熱が上がってくるのを感じる
  • ニュートラル:温かい空気が「じんわり」上がってくる自然な感覚。排気と吸気の循環が最もスムーズ。

この方法では、焙煎機がまるで「呼吸」しているような感覚をつかむことができます。 ただし、金属部分には絶対に触れず、短時間で確認することが重要です。

焙煎中のダンパー操作の基本

  • 投入〜乾燥期:やや閉じ気味で熱を保持
  • メイラード期:ニュートラル付近で安定
  • 1ハゼ以降:やや開いて煙と水蒸気を抜く

ニュートラルを中心に「空気の波」を描くように調整することで、熱の流れが自然になり、味の再現性が向上します。

まとめ:ニュートラルの位置を探るのは焙煎機との対話

ダンパー操作のタイミングがつかめず悩んでいましたが、この方法を取り入れてから、焙煎の流れが一気にクリアになり、味のコントロールができるようになりました。
フジローヤルのディスカバリーやAillioでも同じように確認できます。
ぜひ一度、ご自身の焙煎機で試してみてください。きっと「風の感覚」が味づくりのヒントになるはずです。

焙煎
シェアする

コメント

タイトルとURLをコピーしました